STEP1 売却の相談をする
「不動産を売却したい・・・」「いくらぐらいで売れるの？」 など、どのように動き出せばよく分からない。という方が多いのではないでしょうか。 ネットや自分で調べてることでたくさんの情報を得る事が出来ますが、本当に必要な情報が整理できず動けない状況に陥る前に まず、不動産のプロに相談しましょう。
相談することは特に怖いことではありません。物件の査定依頼を出すにあたり、有名な会社だから・・ 大きい会社だから・・ で相談先を決めてしまうのではなく、売却するということは一度お願いして終わりではありません。長く付き合っていくということを考え、より自分のスタイルに合った会社であったり、親身になってくれる営業担当なのかを見極めましょう。
まずは、相談の事前準備としてご自身の情報を整理しておきましょう。
なぜ売却することになったのか。
・住み替えで買い替えるため・・・なぜ住み替えることになったのか、住み替え先は決まっているのか
・相続のため・・・自身は別の場所に家を持っているので、相続した物件を売却したい。 相続した物件の名義はどうなっているのか
・資金的な理由・・・仕事などの関係で、住宅ローンは残っているが支払いがしんどくなってきた。 急遽現金が必要になった。
・空家の処分・・・いつか使うかもと思い置いておいたが、そろそろ処分したい。
など、売却に至る経緯は様々だと思います。売却の理由と希望の販売期間のを明確にすることで、今後の販売活動について相談してみましょう。
STEP2 物件の査定をしてもらう
メールや電話などで依頼する【机上査定】に対して、実際に現地で物件を見たうえで価格査定を行う【実査定】と言います。立地や面積だけではなく、実際の物件の状態や周辺の道路状況など物件の価値をより詳しく査定します。机上査定では同じ評価であっても実査定を行うことで、全く違う評価になることもあります。
諸経費など売却までの流れを確認しておく。
不動産の売却で難しいところは、「１物件１物件同じ状況のものはない」ところです。例えば同じマンション内であっても、物件内の状況はそれぞれ異なります。そのため机上査定では同じ評価の２物件があっても、物件の傷み具合や設備関係の状態で評価が変わりますし、リフォームがなされていれば相当査定価格があがります。
また、住宅ローンの残債があればお借入先の銀行とのやりとりや抵当権抹消の手続きが必要になりますし、そのために費用もかかります。
所有者名義が共有になっていれば、また別の手続きが必要であったり…なかなか同じ流れとはいきません。査定の際に、担当者と面談でご自身の状況に沿ったより詳しい情報がわかります。
会社の雰囲気や担当者との相性も確認しておこう。
「査定価格が高かったから決めた。」「何社もまわるのが面倒でとりあえずお願いした。」
これらは絶対にやってはいけません。査定価格は売却価格ではないので高いから良いという訳ではありません。適正な価格を提示してもらえる会社こそ良い不動産会社と言えるでしょう。
また、何社も頼みに行くのは面倒かもしれません。1社目でこの不動産会社にお願いしたい！と思える場合もありますので、ご自身が自信をもってこの会社、この担当者に頼みたいというところでお願いするようにしましょう。
大事な資産を任せられる担当者なのか。売却の不安を取り除く説明ができるのか。素早く確実に動けるのか。 実際の担当者と会って話をすることができますので、今後の方針を決めるうえでの大きな参考になります。
株式会社神明住建ではお客様の大切な資産を、安心して任せていただけるよう、スタッフが責任を持って広告出稿に取り組みます。
お客様一人一人に寄り添い、状況に合わせた販売活動を行いお客様にご満足いただけるよう、最後までサポートいたします。当社では相談料・査定料頂いておりません。その他、相続の手続きなど不動産に関するお困りごとがあれば合わせてご相談いただけましたら、お客様に合わせた販売活動をさせていただいています。
ぜひ、一度お問い合せ下さい。
STEP3 媒介契約を結ぶ
売却することが決まったら、不動産会社に売却の依頼をしましょう。
実際に販売活動をはじめるためには、「媒介契約」を結ぶ必要があります。
「媒介契約書」には３種類ありますので、それぞれの特徴を確認しておきましょう。
媒介契約を結ぶ際の注意点は良い不動産会社を選ぶことです。
専任媒介契約と専属専任媒介は1社しか契約ができませんし、一般媒介契約も力量のない不動産会社と契約を結んでしまっては、何社結んだところで売却活動はうまくいきません。
優秀で信頼できる良い不動産会社を見つけることが売却活動では重要です。いずれの媒介契約を選ぶにしても、手前の不動産会社選びは慎重に行いましょう。
①一般媒介契約
複数の会社に依頼することが可能です。
不動産会社には、レインズ（指定流通機構）の登録義務や販売活動報告の義務がありません。
売主が自身で購入客を見つけた場合は、依頼した不動産会社を通すことなく契約することが可能です。
メリット・・・複数の会社に登録できるため買い手へのアプローチが多方面になる。専任媒介契約に比べて自由度が高く販売活動を行うことができる。自身で買主を探すことができる。
デメリット・・・複数社と契約をするということは、不動産会社は売却活動を行っても最終的に利益を他社にもって行かれてしまう可能があるため、宣伝活動などに力を入れてもらいにくくなる。
②専任媒介契約
依頼できる会社は１社のみとなります。
不動産会社は、７営業日以内にレインズに登録し、書面等による販売活動報告を、２週間に１回以上行います。
売主が自身で購入客を見つけた場合は、依頼した不動産会社を通すことなく契約することが可能です。
メリット・・・売却活動に力を入れてもらいやすく、家が売れやすく希望金額に近い売却とすることができる。窓口が一本化できるので時間と手間を削減できる。