空き家管理サービス

空家を管理をするということ

例えば、
「建物の劣化による近隣住宅、またはその住人への被害」「庭木の境界越境による通行の妨げや、近隣住宅への迷惑」「雑草の繁茂による害虫被害」「明らかな空き家であることで起こる不法投棄」「野生動物の繁殖や排泄物の汚臭」「不法侵入や犯罪の火元となる」「不審火や放火被害」など
この家は空き家だ！と放置することでのトラブルは数え切れません。人の住まない家というのはあっという間に朽ちていきます。
そうなる前に、定期的に空き家の管理を代行しトラブルを未然に防ぐということが所有者の義務になります。

建物は元々高価なものであり、思い出もある大切な財産です。空家状態で放置したまま資産価値を減らすことのない空き家どっとこむでは問題解決のお手伝いをさせて頂いています。

空家の管理の必要性について

人が住まなくなった家は、換気不足による空気の停滞などでカビが発生したり、雨漏りの放置で木部が腐るなど老朽化が急速に進みます。
老朽化が進行すると不要なリフォームが発生し、大切な資産の価値を下げてしまうリスクがあります。将来的に建物を手放そうと考えられた時に、思っている金額では売却しずらいというケースも出てきてしまいます。
空き家管理のポイントは、

① 定期的に報告を受けて現況を把握する
　　　　　　　　　定期的に家の状況を把握しておくことで、トラブルの発生源や、家の問題点など事前に対応策を用意しておくことができます。
② 少ない費用で家を長持ちさせる
　　　　　　　　　毎月お金がかかるのはちょっと。。とお考えの方もたくさんいます。その場合は定期的に家へ足を運び、必要な箇所のみ業者に都度依頼する
　　　　　　　　　ようにしましょう。問題なのは毎月の費用も出したくない、けど頻繁に足を運ぶのもめんどくさい。と放置すると月に１万円程度で済むものが、
　　　　　　　　　何百万もの修繕費用やトラブル解決費用が必要になってくる場合も。
③ そして美観を維持しながら資産価値を下げないこと
　　　　　　　　　この先どのような用途で使用するかはなかなか決められないと思いますが、考えているうちにも、家の老朽化は進んでいきます。
　　　　　　　　　住むにしても、貸すにしても、売るにしてもご自身の資産としてより良い状態で保っていくことが必須です。

空き家管理サービスを利用することのメリット

・換気をして湿気が溜まるのを防ぐ
換気が行われていないと、室内に湿気が溜まってカビの原因になります。巡回サービスではそれぞれの部屋の換気を行い、室内の衛生状態を保ちます。

・雨漏りの確認
各部屋の雨漏りの確認を行ってもらえます。雨漏りの確認をしてもらえることで、カビの発生や天井、壁、床の劣化を事前に防ぐことができます。

・庭の植栽の状態確認
庭にある植栽に手入れがされていなかったり、雑草などが伸び放題だったりすると物件にマイナスな印象がつくだけでなく、周囲の景観まで損ねてしまいます。空き家管理サービスでは、このような植栽の状態確認も行います。

・通水・水漏れのチェック
各水回りの蛇口を確認し、水漏れがないかを確認します。水回りのトラブルは家を一気に老朽化させてしまう原因の1つですので、念入りにチェックを行ってもらいましょう。また、排水口の悪臭や詰まりなどもチェックしてもらうことができます。

・屋内外の巡回・確認
屋内外を細かくチェックしてもらえます。外壁や基礎部分の崩落など細かい部分を確認してもらうことができ、異常があればすぐに報告してもらうことができます。

などなど、空き家管理サービスを上手く活用することで、手の届かない部分やなかなか気づけなかった部分の手入れも、効率よく行えるようになります。

業者委託のメリットは手間がかからないことと、プロの手で適切に管理してもらえるということが挙げられるでしょう。自主管理しようと思うと、忙しいときは手を抜いてしまう可能性もありますが、プロに任せればそのような心配もありません。しかし、業者委託のデメリットはやはり費用がかかってしまうことです。自主管理する手間や移動するための時間や交通費と比較して、どちらがよいのか比較検討することをおすすめします。

空き家の今後を考える

地方の実家を相続したけれど、東京に仕事も持ち家もある。両親の荷物の片付けも面倒だし、子どもの頃の思い出が詰まった懐かしい家は兄弟にとっても残しておきたい場所だろう、と、とりあえず空き家のままにしておこうと考える方は多くいるのが事実です。今すぐの予定はないが、将来実家を活用する予定がある方にとっては、空き家のままで管理しながら所有するケースもあるでしょう。