近年、中古住宅市場は上昇し続けています。中古住宅は新築住宅に比べて価格が安く、広い住まいを手に入れることができることが改めて浮き彫りになっており、コロナ禍で広い戸建てへの関心がさらに高まりそうです。

2021年4月28日に国土交通省より発表された「令和2年度住宅市場動向調査」では、住宅市場において、次の特色を挙げています。
・住宅の購入価格は2001年度(平成13年度)の調査開始以来、「既存戸建住宅」が過去最高となっているのに対し、その他住宅では前年度と比較し概ね横ばいになっている。
・住宅選択の理由について「分譲マンション」では「住宅の立地環境が良かったから」を選択する割合が前年度の調査に引き続き、高水準で推移している。
・設備等の選択理由について「分譲戸建住宅」「分譲マンション」および「民間賃貸住宅」では「間取り・部屋数が適当だから」を選択する割合が最も高かった。

リフォームやリノベーションブームもあり、広くて新築より安く、新築並みの家に住める。と中古住宅市場は需要が高まり続けています。
また、”アフターコロナ””ウィズコロナ”を生活の一部としていく中で全国的な【テレワークの普及】が後押しとなり、高い家賃や都市部での住宅購入など都市圏近郊で生活するメリットが少なくなってきているのではないでしょうか。

中古戸建のいいところ

ウィズコロナの世のなかで、テレワークやマイカー通勤を利用する世帯が増えてきています。

1時間は通勤圏内!とされている方が多いかと思います。今までの職務形態であれば電車で通勤するため、駅徒歩圏内で探されていたのではないでしょうか。
しかし、テレワークで週一回の会社勤務でよい、感染症予防のためマイカー通勤をしている、となると自分たちのライフスタイルに合わせてマイホーム選びの幅が広がります。

新築価格より25%ほど安く購入できる。

憧れのマイホーム。理想はどんどん広がります。

素敵なカウンターキッチンがほしい!

広いリビングで家族団らんしたい!

自分の書斎がほしい!

庭でBBQがしたい!

しかし、昨今のウッドショックや資材や設備の高騰により、新築戸建ての価格水準が1000万円近く高くなっていることも。実際に、国土交通省の建築着工件数は減少傾向にあります。
世帯の収入に見合った住宅を購入することが難しく、賃貸住宅であきらめているかたも多くいる中で、中古戸建を購入し検討していた新築戸建てよりも安く広く自分の要望どうりになった!という方が増えています。